地鎮祭でも、初宮参りや七五三のお参りでも、神事終了後に、記念写真を撮影して後日お届けしております。
これは近所の郵便局員の方が、七五三のお参りを済まされてすぐに境内で写真撮影してくれていた名残りみたいなものです。写真を差し上げて、簡易保険加入のお誘いをされるサービスだったみたいで、お参りされた方も喜んでいらっしゃいました。
そのサービスもかなり前におわり、神社からのサービスに変わりました。

で、自分は高校在学中は写真部。当時はカメラ小僧なので、撮影したフイルムを現像(もちろん白黒)して引き伸ばししたりはお手の物。大学受験するクラスメイトからは願書に貼る顔写真を頼まれて(白い壁をバックにして撮影)小遣い稼ぎしたり。
当然、ストロボはガイドナンバー(光の強さを表す数字)にも競い合うほど。
最近はデジタルカメラでしょう?
お金のかかるフイルムを買う必要もなくなり、まっ、一応一眼レフカメラで撮影しております。で、前日、Amazonで中古で買ったスピードライト Nikon SB-910。ガイドナンバーは気にせずに済む大きさです。もちろん、バウンス機能がありますので、発光部を上向きにして天井に跳ね返して被写体の頭の方から光が自然に当たるような画像になります。バウンスせずに、直接光が当たれば、顔面真っ白になってしまいます。
スピードライト1.

で、昔のストロボはストロボ本体にある受光部に跳ね返って来た光量を測って、光る量をオートで撮影出来ていました。当時はそれでも画期的でした。しかし、面倒なのが、シャッタースピードを60分の1に設定する、絞りをストロボと合わせるなどの設定が必要で。近距離ならしっかり絞って撮影出来るとか、絞りをかなり開かなきゃ光量が足りないとか、頭を使う必要がありました。
が、しかし、今のスピードライト、しかもNikon純正なので、ISO感度の設定はもちろん、全てオート。バウンス機能にしても 白いプラスチック板を引き出すとギザギザのプレートも同時に出てきて便利。これだと天井に当てて跳ね返って来る光だけではなく、ぼんやり自然に光が当たるようになっております。
スピードライト2

すごい進化です。しかもこれは中古で、最新のスピードライトも販売されているハズでビックリ。
しばらくぶりに一眼レフカメラの持てる機能を発揮出来ている雰囲気です。

カメラ本体やズームレンズばかりにお金をかけている方を見かけます。しかし実際に使うレンズはほぼほぼ普通からちょっと広角のレンズ。しかもかさばらない小さなレンズが軽量便利。だからカメラ本体は安いので十分。
こういうスピードライトを惜しまずに撮影すること。フイルムの時代もデジタルカメラの時代も、光の量をいかに大切に取り入れるか?というのはいささかも変わっていないのです。